• 国内消費量

    ペットボトル飲料が登場して以来、お茶の消費の形は大きく変わりました。家で急須で淹れて飲むものから、外出先などでいつでもどこでも飲めるという場所やシーンを選ばない形へと大きく変わり、その消費量もペットボトル飲料としてのお茶は近年大きな消費量の変動は見られませんが、茶葉(リーフ)での消費は年々下がり、特にリーマンショック以来大きく下がっており現在でもその動きに歯止めがきかない状況が続いています。
    抹茶に関しても生産量は近年のブームの影響で10年で30万t以上増え、現在もまだ増え続けています。それに対し茶葉で購入し、家庭などで点てて飲む抹茶の消費量は減っている現実があります。
    生産者としてはどのような形で楽しまれるかは、もちろんお客様の自由ですので何も申し上げることは無いのですが、可能であれば本来の淹れ方、点て方でお楽しみ頂きたいと思っております。