• 番茶

    「番」という漢字には「普段の」という意味があります。つまり番茶とは「普段飲むお茶」ということを指します(諸説あります)。なのでこれという決まりはなく人によっては煎茶や玉露や抹茶が番茶ということもあります。ただ、一般的には番茶は安価なお茶が多く、関東・信越地方ではほうじ茶、西日本では平番茶と呼ばれるお茶の葉の形そのままで強火で炒ったお茶が番茶と呼ばれます。四国では乳酸発酵させた碁石茶と呼ばれるものが高知県にあったり、徳島県には阿波番茶と呼ばれる見た目は平番茶ですがこれも乳酸発酵させたお茶がお番茶として好まれ