• 畑の形を出した後に今度はお茶の畝をどのように作っていくのかも全て自分たちで畑に線を引きます。その数全部で約5,000本!

  • 地元出雲で100年もの長きにわたり商売をしてきた私たちだからこそ、何をすべきかと考えた時に、松平不昧公の広めた出雲松江地方の抹茶文化について目が留まりました。これだけ大きな文化となっているのに島根県産はおろか中四国地方で抹茶を作っているところがどこにもないというのはいかがなものだろうか。また、そのことは恐らく多くのお客様はご存知ないのではないのだろうか。
    そう思い、長い島根県のお茶の歴史の中で初めて抹茶の製造に手を付けることとし、農業生産法人として㈱出雲精茶を系列会社として立ち上げました。

  • 頭落とし

    そうこうしているうちにお茶の苗も成長してきます。このまま放っておくとどんどん大きくなり、普通の木と同じ大きさになってしましまいます。(お茶の木はツバキ科の植物なので椿の木と同じぐらいにはなります)その為ある程度大きくなったら数回に分けて「頭落とし」と呼ばれる苗の上の部分を数ずつ落としていきます。そうすることでお茶は上に伸びることを諦め、横に伸びるようになっていきます。

  • 年間の生産量

    抹茶が約20tで煎茶は約10t生産しています。

  • 畝の線を引いたらその線から15cmの場所にお茶を30cm間隔で植えていきます。選を挟んで反対側にも同じように15cm離れたところに30cm間隔で反対側のお茶の植えてある位置とは互い違いになるように植えていきます。

  • 出雲抹茶の製造

    抹茶の製造は当然島根県内のお茶屋は誰も経験がなく、手探りでの製造が始まりました。それでも100年間煎茶を作り続けてきたノウハウはあるので、そこは同じお茶である抹茶にもやはり応用が出来る事もあり、何とか形にはなりましたが、完成系には程遠い出来栄えでした。
    それから7年。初めて納得のいく抹茶が出来、史上初となる島根県産抹茶「出雲抹茶 宇迦の白」が誕生しました。
    それからさらに年月が経ち、製造技術も年々あがり、今ではどこへ出しても恥ずかしくないお抹茶が出来あがっています。
    現在は国内ばかりでなく台湾などの海外か

  • すそ刈り

    頭落としによりお茶の苗は横に伸び始めますが、横に永遠と伸びてしまうと今度は人間が入れなくなるため、今度は「すそ刈り」と呼ばれる作業で、横も切りそろえていきます。
    こうして縦と横を刈りそろえながら大きくしていくことで、見慣れたあの蒲鉾のような形になっていきます。

  • 日々の努力

    農業は雨の日も雪の日も灼熱の気温や極寒の気温も関係なく毎日作業を行わなくてはいけません。これは言葉で言う以上に過酷で本当に大変な毎日です。その上でやっと出来た物を美味しいが美味しくないのかという厳しい世界で戦わなくてはならないのです。それでも、だからこそやりがいがある仕事だと思います。お客様に美味しいと言って頂けるだけで、これまでの苦労が吹き飛んでいく楽しみは何物にも代えがたいものがあります。これからも皆様からの「美味しい」を頂く為に一生懸命、お茶に愛情を注いでいきたいと思います。

  • お茶を植えるための穴は一つ一つ手で開けるのは非常に大変なので、となりのゴルフ場からゴルフのカップを空ける道具を借りてきて穴をあけていきました。

  • 誰にも聞くことができない初めての抹茶の製造は困難を極めました。その上で茶畑の管理やより良い原料の茶葉を育てるための畑レベルの製品製造管理は気が遠くなる思いでした。
    それでも何とかようやく現在の形にこぎつけることができ安堵した思いと、このお茶を全国の方に知って頂きたいという思いで日々頑張っています

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